2015/08/12

8月12日(水)晴。 屋久島へ

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指宿で迎える朝。朝焼けの海が美しい。


昨夜は指宿コーラルビーチホテルに宿泊。ホテルの田原迫玄社長とその知人の社長さんとともに夕食。その場で、屋久島の観光センターの社長さんの話が出て、「屋久島行ったことないんだよね〜」と私が口にしたことがきっかけで、「明日行ったらどうですか」という話になり、とんとんとその場で話が進み、その場で手配の電話までしていただいて、いきなりの「屋久島日帰り弾丸ツアー」を敢行することになったという顛末次第である。

屋久島へは高速船を利用する。子供の頃に憧れた水中翼船である。朝8時30分に指宿港から乗船。


9時50分、屋久島に到着。船着き場には観光センターの社長さんが手配してくださったお迎えが。感謝。車で観光センターへ。

観光ルートのお勧めを紹介していただいて、バスで一日観光をすることになった。観光センター前、10時26分のバスに乗って「白谷雲水峡」へ。10時50分過ぎに雲水峡に到着。

11時40分発の帰りのバスまでの50分弱の森林散策である。弥生杉コースは1時間かかるとあるが、ためらわずに向かう。樹齢3000年の弥生杉と対面する。




弥生杉をあとにして、山道をつり橋へと向かう。


「さつき吊り橋」に到着。



峡谷に流れる涼風を愉しみながら、さらに森林散策を続ける。切株の上に種子が落下して発芽生育した「二代杉」。屋久島にはこういう杉が多く見られるという。


バスに乗って、宮之浦港へ。12時15分に到着。持たせていただいたお弁当を美味しくいただく。


縄文杉は見られなかったが、売店で購入した「縄文水」を飲む。


12時55分のバスに乗り、ウミガメの産卵地として有名な「永田」方面へ向かう。途中、「一湊海水浴場」のある「矢箸」のバス停にて下車。「一湊」界隈をてくてくと歩く。


海水浴場は人は少ないが、家族連れやカップルが海水浴を楽しんでいた。



しばらく歩くと、「西郷隆盛上陸の地」という碑を見つける。1862年、西郷隆盛は徳之島への遠島を命ぜられたが、向い風のため風待ちをするために上陸したのがこの「一湊」とのことである。


さらに「一湊」をてくてくと歩く。


ガジュマル通りを抜けてどんどん歩く。



一湊川沿いを歩く。





平成25年3月に閉校になった一湊中学校。


一湊散策を終えて、再びバスに乗車。ウミガメ産卵地として有名な「永田」へと向かう。


あいにくの強風で浜は砂嵐状態。ゆっくりと歩くこともままならない強風に煽られながら「田舎浜」へ向かう。




浜に出たものの、海から吹く強風に巻き上げられた砂嵐の洗礼を受ける。ここにウミガメが産卵する。



「田舎浜」を後にして、15時過ぎのバスに乗り、宮之浦方面へ戻る。宮之浦川沿いをしばし散策する。






川沿いを離れ、路地へ入る。


二つの碑が並んでいる。一つは宮之浦尋常高等小学校の碑である。もう一つは明治6年に屋久島の親孝行三兄弟が鹿児島県から表彰されたことを記念する碑だそうだ。




宮之浦共同墓地記念碑。




16時20分、駆け足観光を終えて、屋久島観光センターに到着。グアバジュースをいただく。


世界遺産登録記念碑。屋久島は島ごと世界遺産である。


屋久島観光については、屋久島観光センターのホームページに詳しい。ホームページには、「私たちは日帰り旅行をお勧めしていません」と書いてある。今回は、申し訳ないことに日帰り弾丸ツアーを敢行してしまったが、屋久島観光をしっかりとするなら最低でも二泊三日は必要だろう。

観光センターでは下記リンク先のようなツアーも紹介しているので、ご参考までに。
ぜひ二泊三日で屋久島へ。
http://www.yksm.com/LeafTour.html

宮之浦港より17時15分の高速船に乗り、指宿港へと向かう。18時30分過ぎに指宿港に到着。屋久島日帰りツアーを終えて、田原迫社長の車で、山川方面へ。

西大山駅。JR日本最南端の駅である。


駅のホームから「開聞岳」を眺望する。


ソテツの自生地として知られる「竹山」。


ここも海岸線で温泉が吹き出しており、指宿と並んで、山川「砂むし温泉」がある。


ホテルに戻り、夕食。そして、温泉。湯上がりの指宿サイダー。


22時30分過ぎから、田原迫社長と夜宴。

鳥刺し。


マンゴー。



久しぶりの再会に話はどんどん膨らんで弾んで、夜宴を閉じたのは深夜3時であった。

明朝は、指宿駅前発、朝7時45分の高速バスで鹿児島空港へと向かう。


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